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頭皮の湿疹が治らない!かゆい湿疹の原因や対処方法について解説

東京駅の近くのAGA治療専門の「AGAINメディカルクリニック」で院長をしている武石と申します。
当院に来られる患者さんは、20代~30代と若くして薄毛の症状にお困りの方が多くいらっしゃいます。
本記事では、そんな薄毛にお悩みの方に向けて、AGAや薄毛、抜け毛等に関する情報をお届けしておりますので、少しでも不安のある方は参考にしてみてください。

「頭皮がカサカサしている…」
「頭皮がどうしようもなく痒い…」
「頭皮の湿疹が全然治らない…」

あなたはこのような悩みを抱えていませんか?
このような症状は突然現れることが多いため、原因が分からないという方が非常に多いです。頭皮の症状は日常生活に支障をきたすだけでなく、見た目にも影響してしまいます。ここではそのような頭皮湿疹の原因や対処、予防方法について解説していますので、頭皮のことでお悩みの方は参考にしてみてください。

頭皮湿疹の症状について

頭皮湿疹には様々な種類があり、以下のような症状があります。

かゆみや痛み:頭皮に赤い発疹ができて、かゆみや痛みが生じます。
頭皮の乾燥:頭皮がカサカサして乾燥している状態になります。
フケ:頭皮湿疹の種類によってはフケが出ることもあります。

頭皮湿疹の原因について

頭皮湿疹には以下のような原因があります。

①脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎とは、頭皮の表面に存在するマラセチア菌が過剰に増殖することによって引き起こされる炎症性の皮膚病です。マラセチア菌は、頭皮や皮脂腺などに生息する酵母菌の一種で、通常は健康な人の皮膚にも存在しますが、過剰に分泌することで炎症を引き起こします。マラセチア菌が増殖する原因は、過剰な皮脂の分泌や髪を洗っていない、過剰な汗などが考えられています。脂漏性皮膚炎は放置することで脂漏性脱毛症に進行する恐れがあるため、早期に治療を行うことが重要です。

②接触性皮膚炎

接触性皮膚炎とは、ある物質に接触した事が原因で、皮膚に炎症が生じる疾患の総称です。具体的には、金属、化学物質、植物、職員、医薬品など、様々なものが原因となります。接触性皮膚炎には、アレルギー性接触性皮膚炎と刺激性接触皮膚炎の2種類があります。アレルギー性接触性皮膚炎は、免疫システムが異常反応を起こして、接触した物質に対してアレルギー反応を起こすことで起こります。刺激性接触性皮膚炎は、ヘアケア用品、日焼け止めなどが原因で起こります。症状にはかゆみ、赤み、水疱などがあります。

③アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、アレルギー体質の人が患う、慢性的な炎症性皮膚疾患です。遺伝的な要因も関与しており、家族に疾患を持つ人が多い傾向があります。主に、乾燥、かゆみ、赤み、ただれ、皮膚の厚みの増加などの症状が現れます。また、感染症を併発することもあります。

④皮脂欠乏性皮膚炎(乾燥性皮膚炎)

皮脂欠乏性皮膚炎は、皮膚の表面にある皮脂が不足することで起こる炎症です。皮脂は、肌を保湿したり、バリア機能を持つなど、肌の健康に重要な役割を果たしています。この皮脂欠乏が起こる原因には、生まれつき皮脂の分泌量が少なかったり、加齢や乾燥、誤ったヘアケアなどがあります。また、症状は頭皮だけでなく、ひざ下(すね)や太もも、腰周り、わき腹など皮脂が少ない箇所に多く見られます。症状は、かゆみや皮膚の乾燥、赤身、ひび割れなどです。

⑤乾癬

乾癬(かんせん)は、慢性的な皮膚疾患の一種で、皮膚の再生が過剰になることで、皮膚細胞の生産が異常に増え、赤く盛り上がった斑点が現れます。この斑点は銀白色の鱗屑(りんせつ)で覆われ、掻くと出血することがあります。主に、頭皮、腕、足、背中などに発生し、かゆみ、傷み、炎症、腫れなどの症状を引き起こします。乾癬は原因不明ですが、遺伝的要因や免疫系の異常が関連していると考えられています。

⑥膿痂疹

膿痂疹(のうかしん)は、細菌感染によって引き起こされる皮膚疾患の一種です。頭皮や皮膚の毛穴に黄色ブドウ球菌やレンサ球菌が感染して生じます。炎症が発生し、膿がたまり、黄色く濁った皮膚の隆起部分が生じるのが特徴です。症状は、発熱、腫れ、痛み、かゆみなどがあります。特に、アトピー性皮膚炎の方は注意が必要で、重症化すると敗血症などの合併症を引き起こすことがあります。

頭皮湿疹が治らないのはなぜ?

頭皮湿疹を発症していてなかなか症状が改善しないという方がいるのでしょうか?症状が治らない原因としては下記があります。

①自己判断で誤った対処をしてしまっている

医師に相談をせず、自己判断で市販の塗り薬などを使用してしまっていることが頭皮湿疹が治らない原因になっていることがあります。クリニックを受診すると、思っていた疾患と違うといったことがあるので、自己判断はせず医療機関を受診しましょう。

②医師の指示通りに薬を使用していない

頭皮湿疹の治療は基本的に塗り薬になります。頭皮ということもあり、べたついてしまったり、塗るのが面倒といった理由で医師に指定された回数使用していないといった方がいらっしゃいます。その場合、症状の改善と悪化を繰り返してしまうので、医師の指示通りに薬を使用してください。

③治療が不適切である

医療機関を受診していて、医師の指示通りに薬を使用しているのに症状が改善しないという場合は、治療自体が不適切である可能性があります。頭皮湿疹の原因によって治療方法は異なるため、治療内容に疑問を感じたら担当の医師へ相談してみましょう。

④生活習慣の乱れやストレス

正しい治療を行っていて症状が改善しない原因として、生活習慣の乱れやストレスもあります。乱れた食生活や、睡眠不足、ストレスは肌のターンオーバーに悪影響を与えてしまうため、なかなか症状が治らないといったことがあります。そのため、薬を使用するだけでなく、生活習慣も見直すようにしましょう。

⑤アレルギー反応

使用しているシャンプーやヘアケア製品にアレルギー反応を起こしている場合、繰り返し頭皮湿疹が発生することがあります。身に覚えのある方はシャンプーやヘアケア製品を見直してみてください。

頭皮湿疹の対処方法について

頭皮湿疹の症状が現れた場合は、まずは医師に相談することが大切です。自己判断はしないようにしましょう。クリニックを受診することで、症状に適した外用薬(塗り薬)を処方してもらえますので、医師の指示に従って使用してください。

また、ご自身でできる対処方法としては、生活習慣の改善やストレスの発散、ヘアケアの見直しなどがあります。また、脂漏性皮膚炎を発症している場合は抗真菌剤入りのシャンプーを使用することで、原因となるマラセチア菌を減らすことができます。ただし、このような自己対処は必ずクリニックで医師に相談してから行うようにしてください。

すぐに取り入れられる頭皮湿疹の予防方法について

頭皮湿疹は一度治っても再発するリスクもあります。そういったことが起こらないように日々の生活で予防しておくことが大切です。そこで、すぐに生活に取り入れられる予防方法を紹介します。予防方法については以下のようなものがあります。

①適切なシャンプー

普段シャンプーは何を基準に選んでいますか?値段、話題のもの、洗浄力の強いものなど、いろいろな基準があると思います。しかし、このような選び方をしている場合は、シャンプーが頭皮の状態に合っていない可能性があります。頭皮湿疹を予防するためには、自身の頭皮の状態に合ったシャンプーを使用することが大切です。

洗浄力の強いシャンプーは皮脂を必要以上に流してしまい、乾燥の原因になります。逆に、洗浄力の弱いシャンプーを使用すると、皮脂の汚れが残ってしまいます。そのため、ご自身の皮脂分泌量が多いと感じる場合は、洗浄力が強めのシャンプーを、皮脂分泌量が少ない(乾燥気味)と感じる方はアミノ酸系の洗浄力が弱めのシャンプーを使用してみてください。

②適度な水分摂取

適度な水分補給は頭皮の乾燥を防ぐことが出来ます。一日に必要な水分摂取量は、個人差がありますが、一般的には男性で2~2.5リットル、女性で1.6~2リットル程度とされています。ただし、気温や運動量、体調などによっても必要な水分量は変わってきますので、自分の体調や環境に合わせて適切な水分摂取量を目安にしてください。

③ストレスを減らす

ストレスは頭皮湿疹の原因の1つと考えられているため、出来るだけストレスは発散するようにしましょう。簡単に取り組めるストレスの発散方法としては、ジョギングやウォーキングなどの軽い運動、深呼吸、人と話すなどがあります。

④健康的な食生活

インスタント食品や栄養の偏った食事は頭皮湿疹や抜け毛の原因になります。バランスの良い食生活を心がけ、ビタミンやミネラルなどの栄養素を摂取することで、頭皮湿疹を予防することができます。

⑤頭皮マッサージ

頭皮マッサージは、血行を促進することで頭皮の健康を保つ効果があります。ただし、強い力でマッサージすると、かえって刺激が強すぎて頭皮湿疹を悪化させることがあるため、優しく円を描くように適切なマッサージをするようにしましょう。

まとめ

頭皮湿疹には生活習慣の乱れやストレス、間違ったヘアケアなど様々な原因が考えられます。そのため、原因も分からず自己判断で対処をしようとすると返って逆効果になってしまうこともあります。頭皮湿疹の症状が現れた場合は、早めにクリニックを受診しましょう。また、症状が改善しても再発のリスクもあるため、規則正しい生活やご自身でできるケアをして、普段から予防することが大切です。

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毛穴から2~3本生えるのが正常な毛髪。薄毛が気になる箇所は本数が少なかったり、毛髪が細かったりします。マイクロスコープを使うとよく分かりますよ。
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