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AGA治療の副作用について|注意点やリスクについて徹底解説

東京駅の近くのAGA治療専門の「AGAINメディカルクリニック」で院長をしている武石と申します。
当院に来られる患者さんは、20代~30代と若くして薄毛の症状にお困りの方が多くいらっしゃいます。
本記事では、そんな薄毛にお悩みの方に向けて、AGAや薄毛、抜け毛等に関する情報をお届けしておりますので、少しでも不安のある方は参考にしてみてください。

AGA治療で起こる可能性がある副作用

薄毛に悩んでいて治療したけど副作用が心配。何かリスクがあるんじゃないか?といった不安を抱えていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。ここではそんな方々の不安を解消できるよう、AGA治療における副作用やリスクについて具体的に解説します。

AGA治療には治療薬、メソセラピー、植毛の三種類があり、それぞれの副作用について解説します。

治療薬の副作用について

AGA治療で主に使用されている「フィナステリド」と「ミノキシジル」という薬の副作用について説明します。

①フィナステリドの副作用

性的機能障害

フィナステリドは、男性の性的機能に影響を与える可能性があり、ED(勃起不全)や性欲減退などの症状が報告されています。

機能障害

フィナステリドは肝臓で代謝されるため、肝臓に負担がかかります。副作用が起こる可能性はごくわずかですが、定期的に血液検査で肝機能の数値を確認をしましょう。

精神的な副作用

フィナステリドは、うつ病や不安障害などの精神的な副作用を引き起こす可能性があります。ただし、これらの副作用は比較的まれであるとされています。

②ミノキシジルの副作用

初期脱毛

ミノキシジルは服用後すぐに髪が抜けることがあります。ただ、抜けた髪はしばらくすると再び生えてくるためそこまで心配する必要はありません。

肝機能障害

フィナステリドと同様に肝臓に負担がかかり、肝機能障害が起こる場合があります。

動悸・息切れ

ミノキシジルには血管拡張作用があるため動悸と息切れが起こることがあります。

体毛の増加

ミノキシジルの血管拡張作用は髪だけでなく、全身の毛に作用するため全身の毛が伸びたり、濃くなったりすることがあります。

メソセラピーによる副作用

メソセラピーによる治療は頭皮に直接薬剤を注入するため、治療薬と比較すると副作用が少ないです。

かぶれや痛み

メソセラピーは、薬剤を頭皮に直接注入するため、注入部位にかぶれや痛みを引き起こすことがあります。特に、注入後すぐにかぶれや痛みを感じる場合がありますが、多くは数日で治まります。

頭痛やめまい

メソセラピーを受けた後、頭痛やめまいを感じることがあります。これは、注入された薬剤が体内に吸収される際に、一時的に血圧を下げることが原因です。通常は数時間で治まりますが、症状が持続する場合は、医師に相談することが必要です。

アレルギー症状

メソセラピーを受けた後、湿疹が現れることがあります。これは、注入された薬剤に対するアレルギー反応が原因です。この場合は、すぐに医師に相談してください。

自毛植毛による副作用

腫れや痛み

手術後、頭皮が腫れたり、痛みを感じることがあります。これは、手術中に頭皮に多量の局所麻酔薬を注入するため、麻酔薬による副作用が起こる場合があるからです。通常は数日で治まりますが、症状が持続する場合は、医師に相談することが必要です。

感染症

手術時に傷口に細菌が入り込むことで、感染症が引き起こされることがあります。感染症が発生した場合は、早期に医師に相談し、適切な治療を行う必要があります。

血腫

手術後、血液が頭皮にたまることで血腫が発生することがあります。血腫は、頭皮に圧迫感や痛みを引き起こす場合があるため、治療が必要です。

移植毛の脱落

手術後、移植された毛髪が一時的に脱落することがあります。これは、手術後のストレスや、毛髪の成長サイクルによるものです。通常は、数か月後に再び毛髪が生えてくるため、焦らずに経過を見守る必要があります。

副作用が出るのは全体の約1~5%程

使用する薬によって異なりますが、AGA治療で副作用が生じるのは全体の1〜5%程です。そのため、AGA治療で副作用が起きる確率は非常に低いのですが、どの薬、治療法にも副作用が生じる可能性があることを認識し、じっくり検討したうえで治療を開始するといいでしょう。

副作用が出た時の対処について

副作用が出た場合は必ず担当医師へ相談してください。副作用の原因や程度を医師に確認してもらい、薬の種類の見直しや量の調整をしてもらいましょう。また、医師へ相談せず自己判断で薬の使用を中断するのはやめましょう。急に薬の使用を止めてしまうことで返って抜け毛が増加してしまうことがあります。

AGA治療上の注意点

①薬の使用を自己判断でやめない

上述でも説明しましたように自己判断で薬の使用をやめないようにしましょう。

②女性や、未成年には使用させない

AGA治療薬は男性ホルモンを抑制する働きがあるため、女性や未成年に使用させるのはやめてください。

③医師に決められた服用量を守る

薬の過剰摂取は絶対にやめてください。心臓や肝臓に負担がかかり、心筋梗塞や肝機能障害を引き起こす可能性があります。医師に決められた量を必ず守りましょう。

まとめ

ここではAGA治療による副作用や対処法、治療上の注意点を説明しました。AGA治療に限ったことではないのですが、薬や治療には必ず副作用が伴う可能性があるということを理解した上で始めるようにしましょう。また、万が一副作用が出た場合には必ず医師への相談をしてください。自己判断は取り返しのつかない結果を招く可能性があるので絶対にやめましょう。

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