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髪を乾かすときにドライヤーを使うか自然乾燥どちらの方が髪や頭皮に良いと思いますか？

正解は前者です。実は、校舎の場合は髪のダメージやハゲに繋がってしまう可能性があります。自然乾燥には多くのデメリットがあり、頭皮や髪にとって最悪な乾かし方です。そのため、髪を乾かす際はドライヤーを使用することをおすすめします。

この記事では、自然乾燥のデメリットや、ドライヤーを使うことのメリット、健康な頭皮を保つための髪の乾かし方や頭皮ケア方法等について解説しているので是非参考にしてみてください。

自然乾燥には多くのデメリットがある

冒頭でもお伝えしましたが、自然乾燥には多くのデメリットがあります。ここでは自然乾燥によるデメリットについて具体的に解説します。現在、自然乾燥で済ませているという方は最悪の事態にならないよう参考にしてみてください。

髪の毛は「キューティクル」というタンパク質（ケラチン）で構成されたウロコのようなものに覆われています。このキューティクルには髪の毛の水分やタンパク質が失われないように髪を保護する役割があるのですが、自然乾燥によってその働きが失われ、髪のダメージに繋がってしまうのです。

①水分が抜け、髪の毛が傷む原因になる

自然乾燥は髪の毛が傷んでしまう原因になります。

キューティクルは、水分や温度によって開閉するという性質があり、髪が濡れているときや熱いお湯で温められたときは開いた状態になります。そうすると、髪の内部の水分やタンパク質が流出しやすくなるため、髪の毛が傷む原因になってしまうのです。

②フケや臭い、炎症の原因になる

髪が濡れた状態が続くと、雑菌が繁殖しやすくなり、フケや臭い、そして脂漏性皮膚炎や毛包炎等の炎症に繋がる可能性があります。これらは頭皮のかゆみや傷み、抜け毛などのトラブルを引き起こすだけでなく、重症化してしまうと脂漏性脱毛症や敗血症などに繋がる危険性もあります。

③血行が悪くなり、薄毛（ハゲ）の原因になる

自然乾燥は薄毛の原因にもなります。

自然乾燥によって髪の毛が乾く際に、気化熱によって頭皮から熱を奪われるため、頭皮が冷えて血行が悪くなってしまいます。髪の毛の成長に必要な栄養素は血液を通じて頭皮に供給されるため、血行が悪化すると頭皮に届けられる栄養も少なくなってしまいます。そうすると、髪の毛は十分に成長することができなくなってしまい、抜け毛や薄毛に繋がってしまうのです。

ドライヤーで髪を乾かすことのメリット

ドライヤーで髪を乾かすことには多くのメリットがあります。

①髪の毛を保湿することができる

ドライヤーで髪を乾かすと、髪の毛の表面を覆っているキューティクルが閉じるため、髪の水分やタンパク質が流出しにくくなります。そして、髪の毛の潤いを保つことができるため、髪のツヤを維持することができるのです。

また、髪の色持ちも良くなります。カラーリングした髪は水分や紫外線によって色落ちしやすいですが、ドライヤーで早めに乾かすことで色素の流出を防ぐことができます。

②フケや臭い、炎症の予防になる

ドライヤーで髪を乾かすことで、雑菌やダニが増殖しづらくなるため、フケや臭い、炎症の予防になります。

③頭皮の血行促進につながる

ドライヤーで髪を乾かすと、頭皮の血行を促進することができます。自然乾燥のように気化熱で頭皮の体温を奪われることが無くなる上、頭皮を温めることもできるため血行を促進することもできるのです。

気を付けたい！間違ったドライヤーのやり方

ドライヤーでしっかり髪を乾かしているという方でも間違ったドライヤーの使い方をして頭皮に悪影響を与えている場合があります。皆さんも以下のようなドライヤーの使い方をしていないか確認してみてください。

①髪や頭皮にドライヤーを近づけすぎる

ドライヤーを近づけすぎると、髪や頭皮に熱が集中するため、それがダメージになり、乾燥や炎症を引き起こす可能性があります。ドライヤーをする際は20〜30センチ程離して使いましょう。

②過剰に髪を乾かす

髪が全て乾くまで温風を当ててしまうと、髪の水分やタンパク質が流出してしまい、髪が乾燥してパサパサになってしまいます。そのため、髪を乾かすときは、髪全体が8割ほど乾いたら冷風で仕上げると良いです。

③しっかりタオルドライをせずにドライヤーを使う

タオルドライがしっかり出来ていない髪にドライヤーを当てても乾きづらいため、長時間温風が髪に当たることになってしまい、それがダメージになってしまいます。そのため、ドライヤーをする前にしっかりタオルドライを行いましょう。

健康な頭皮を保つための髪の乾かし方

ここでは健康な頭皮を保つための正しい髪の乾かし方を説明します。自然乾燥を行っていたり、間違った髪の乾かし方をしているという方は参考にしてみてください。

ステップ①：タオルドライで水分を拭き取る

タオルドライで髪の水分を軽く拭き取ります。タオルドライの際は優しく頭皮を包み込むようにし、強くこすったりねじったりしないように注意してください。

ステップ②：ヘアブラシやコームで髪をとかす

ヘアブラシやコームで髪をとかすことで、ドライヤーの風が通りやすくなります。

ステップ③：ドライヤーで髪を乾かす

ドライヤーを温風モードにし、根元から毛先に向かって髪を乾かします。その際に、ドライヤーは頭皮から20センチ程度離して、一点に当てすぎないように動かしながら乾かしてください。

ステップ④：冷風モードで仕上げる

髪全体が8割ほど乾いたら冷風モードに切り替え、全体的に風をあてて乾かしてください。冷風で仕上げることでキューティクルが閉じるため、髪の毛のツヤや手触りが良くなります。

情報参考元：deseo >

あわせて使いたいヘアケアアイテム

髪を乾かす際に併せて使うとヘアケアに効果的なアイテムもあるため、もし髪を乾かすだけじゃ不安という方は参考にしてみてください。

①ヘアオイル

ヘアオイルは、髪に潤いやツヤを与え、ダメージを防ぐ効果があります。使い方は簡単で、タオルドライをした（ドライヤーをする前の）髪の毛の中間から毛先に馴染ませるだけです。そうすることでドライヤーの温風によるダメージを防ぎ、髪に潤いを与えてくれます。ただし、一つ注意なのが、髪の根元には就けないようにしてください。根元につけてしまうと毛穴詰まりの原因になります。

②育毛剤

育毛剤は、毛根にある毛母細胞の分裂・増殖を促したり、頭皮の血行を改善したりする効果があります。こちらはヘアオイルとは違い、頭皮に直接塗布して使います。

また、勘違いされている方が多いためお伝えしておきますが、育毛剤にはクリニックなどで処方される発毛剤とは異なるため、発毛効果はないということだけ覚えておいてください。あくまで育毛剤は今生えている髪の毛を健康な状態にするものです。

薄毛が進行してしまっている場合はクリニックへ

すでに頭皮環境が悪化し、薄毛が進行してしまっている場合は自力で改善することは難しいです。特に、薄毛の原因がAGA（男性型脱毛症）の場合はクリニックでの治療以外に改善することはできません。

そのため、すでに薄毛で悩まれている方はクリニックで治療を受けましょう。クリニックでは基本的に「治療薬」による薬物治療や「メソセラピー」という発毛成分を頭皮に直接注入する治療があります。また、一部のクリニックでは自毛植毛を行っているクリニックもあるため、ご自身に合った方法で治療を受けてみてください。

アゲインメディカルクリニックでは治療薬やメソセラピーを使用した治療を行っております。また、頭皮の状態を調べる毛髪検査は無料で実施しているため、現在の自分の頭皮状況を知りたいという方はお気軽にお問い合わせください。