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喫煙をするとハゲるって本当?タバコが頭髪に与える6つの悪影響

東京駅の近くのAGA治療専門の「AGAINメディカルクリニック」で院長をしている武石と申します。
当院に来られる患者さんは、20代~30代と若くして薄毛の症状にお困りの方が多くいらっしゃいます。
本記事では、そんな薄毛にお悩みの方に向けて、AGAや薄毛、抜け毛等に関する情報をお届けしておりますので、少しでも不安のある方は参考にしてみてください。

「喫煙をするとはげる」
「タバコは薄毛の原因になる」

皆さんはこのようなお話を聞いたことはありませんか?

実はタバコには頭髪に与える悪影響が「6つ」もあります。
では、その悪影響とは何なのでしょうか?

この記事では、タバコが頭髪に与える悪影響と、薄毛を予防・改善するための方法を専門医師監修のもと徹底解説します。もし現在、喫煙をされていて薄毛の悩みを抱えているという方はぜひ参考にしてみてください。

喫煙するとはげるのはなぜ?6つの原因

冒頭でもお伝えしましたが、喫煙は薄毛の原因になります。そこで、ここでは具体的に喫煙の何が薄毛の原因になっているのかについて徹底解説したいと思います。

①ニコチンによる血管収縮

タバコに含まれている「ニコチン」。これには全身の「血管を収縮」させる効果があります。そして、血管が収縮すると、血行不良を引き起こし、髪の毛が成長するために必要な栄養や酸素が頭皮に届きづらくなってしまいます。

すると、髪の毛の成長が抑制されたり、抜け毛が増加してしまい薄毛が進行してしまうのです。

②ジヒドロテストステロン(DHT)の増加

喫煙はAGA(男性型脱毛症)の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)を増加させます。ジヒドロテストステロンは髪の毛の毛根にある毛母細胞に影響を与え、ヘアサイクルを狂わせてしまうのです。

ヘアサイクルには、成長期、退行期、休止期と大きく3種類あり、成長期に2~6年の年月をかけて髪の毛が成長します。しかし、ジヒドロテストステロンが作用することによって成長期が極端に短くなってしまうのです。すると、髪の毛は十分に成長することができず、抜け毛や薄毛が進行(AGAを発症)してしまいます。

そして、喫煙によってジヒドロテストステロンが増加してしまうと、AGAを発症する可能性が高くなってしまうのです。

③悪玉コレステロールの増加

喫煙は悪玉コレステロールの増加の原因にもなります。タバコに含まれているニコチンには、カテコールアミンというホルモンを分泌させ、中性脂肪を増加させます。中性脂肪が増加してしまうと、動脈硬化のリスクを高めてしまい、その結果、頭皮に栄養や酸素を十分に送ることができなくなるため、薄毛の原因になってしまうのです。

また、悪玉コレステロールはタウリンを生成しますが、それにはアミノ酸を使用します。そして、アミノ酸は髪の成長に大切な栄養素です。つまり、タウリンの生成によって育毛に必要な栄養素が不足し、薄毛の原因になってしまいます。

④活性酸素の増加による老化

喫煙は、活性酸素の生成を促進する要因の1つです。タバコの煙にはニコチンや一酸化炭素などの有害物質が含まれており、これらが体内に入ることで活性酸素が増加してしまいます。

活性酸素は、過剰になることで、細胞やDNAを損傷したり、コレステロールや脂質を酸化させることで、老化や病気の原因になります。そして、活性酸素によって老化が進むことで、毛母細胞の働きが低下し、髪の生成力が落ちるため、薄毛の原因になってしまうのです。

⑤ビタミンCの消費

喫煙は、ビタミンCを消費してしまいます。前述でも説明しましたが、喫煙は活性酸素の生成を促進させます。そして、ビタミンCは活性酸素を除去する抗酸化作用を持っており、抗酸化にビタミンが消費されてしまうのです。

そして、ビタミンCは髪の毛の成長に必要な「コラーゲン」や「ケラチン」を生成する栄養素です。そのため、喫煙によってビタミンCが消費され、不足してしまうことで、薄毛に繋がってしまうのです。

⑥タバコの煙に含まれる一酸化炭素

タバコの煙には一酸化炭素が含まれています。

一酸化炭素は酸素よりも血液中のヘモグロビンと結合しやすいため、一酸化炭素を吸い込んでしまうと、血液中の酸素が減少し、酸素不足状態になってしまいます。髪の毛の成長には酸素が必要であり、酸素不足になると毛母細胞の活動が低下し、髪の毛の成長が阻害されてしまいます。その結果、抜け毛や薄毛に繋がってしまうのです。

参考情報元:National Library of Medicine >

薄毛にならないためにはまず禁煙をしましょう

以上のように、タバコにはいくつもの薄毛の原因があることがわかりました。そのため、薄毛にならないためにも、出来ることならタバコは吸わないほうがいいでしょう。

しかし、そう簡単に止められないのがタバコの怖いところですよね。というのも、タバコに含まれているニコチンには、依存症を発症する人がいるくらいの依存性があります。そのため、禁煙はそんなに簡単なことではありません。

そこで、お勧めの禁煙方法をいくつかご紹介しますので、禁煙が難しいという方は以下の方法を試してみてください。

・禁煙することを周囲の人に公言し、協力してもらう
・アメやガムなどで気を紛らわす
・ニコチンパッチなどの禁煙グッズを使用する
・電子タバコ(ニコチン、タールが含まれていないもの)を使用する
・禁煙外来を受診する

ただし、無理に禁煙をすることはストレスとなって、それが薄毛の原因になってしまうため、少しずつ禁煙を行うことをお勧めします。

禁煙とあわせて行いたい薄毛対策3選

禁煙は薄毛にならないために必要なことですが、それだけでは薄毛が改善しない可能性があります。そこで、禁煙とあわせて行うと良い薄毛対策を紹介します。すでに禁煙をしているけど薄毛が改善しないという方は参考にしてみてください。

①生活習慣を整える

生活習慣を整えることは髪の毛の成長にとても大切です。特に、「バランスの整った食事」「適度な睡眠」「適度な運動」の3つを行うようにしましょう。

食事に関しては、「ビタミン」「ミネラル」「タンパク質」が髪の毛の成長に必須の栄養素になるため、バランスよく摂取してください。また、大豆に含まれている「イソフラボン」にはAGAの原因となるジヒドロテストステロンを抑制する作用があるため、あわせて摂取すると良いでしょう。

睡眠に関しては、1日6~8時間の「継続的な睡眠」をとるようにしてください。髪の毛の成長を促す成長ホルモンは睡眠後3時間で最も多く分泌されるため、継続的な睡眠を取ることが大切です。また、ストレス解消による血行促進効果もあります。

運動に関しては、「有酸素運動」を行うことがおすすめです。有酸素運動とは、軽~中程度の負荷を継続的に行う運動で、筋肉を動かすエネルギーとして酸素が使われることから有酸素運動と呼ばれています。そのため、ジョギングやウォーキングがこれに当たります。有酸素運動には血行促進やストレス解消効果やジヒドロテストステロンを排出する効果があります。

②ストレスの発散

ストレスは自律神経を乱すため、血行不良を起こす原因になります。特に、喫煙をされている方が禁煙をすると、よりストレスが溜まりやすくなります。そのため、ストレスは定期的に発散するようにしてください。

ストレスを解消することで血行が促進され、薄毛の改善が期待できます。ストレスの発散方法としては、睡眠や運動、趣味など様々なので、ご自身に合った方法を見つけてみてください。

③頭皮マッサージを行う

頭皮マッサージは、頭皮の筋肉や組織をほぐして、血管の収縮や圧迫を緩和することで、血行を促進する効果があります。喫煙をされている方は血管が収縮し、血行不良となっている方が多いため、頭皮マッサージは有効です。

ただし、頭皮マッサージはやり方を間違えてしまうと、頭皮を傷つけてしまったりと逆効果になってしまうため正しいやり方で行ってください。頭皮マッサージは指の腹で優しく円を描くように揉みほぐすイメージで行うようにしましょう。

薄毛が改善しない場合はクリニックへ相談しましょう

どれだけご自身で対策をしても薄毛が改善しない場合はAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性があります。AGAは一度発症してしまうと自然に完治することはない脱毛症のため、クリニックで治療を行う必要があります。

クリニックでは「治療薬」を使用した薬物療法や、発毛成分を直接頭皮に注入をするメソセラピー治療があります。

また、クリニックによっては無料で毛髪検査を行っているところもあるため、ご自身の薄毛の原因がAGAなのか気になるという方は一度検査を受けてみることをお勧めします。なお、AGAINメディカルクリニックでも無料毛髪検査を実施しているので、検査を受けてみたいという方はお気軽にお問い合わせください。

無料の毛髪診断 実施中です

無料カウンセリングでは頭皮の状態を確認し、AGAの進行が認められるかのチェックのほか、
治療を進める場合の期間や費用についてのご説明をおこなっています。

医者
毛穴から2~3本生えるのが正常な毛髪。薄毛が気になる箇所は本数が少なかったり、毛髪が細かったりします。マイクロスコープを使うとよく分かりますよ。
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